韓国の伝統芸能を鑑賞

市議会内で構成している「日韓親善上越市議会議員連盟」の一員として招待された「上越地域韓日友好親善交流会」に参加してきました。

新潟県日韓親善協会の会長は、6月の知事選で大奮闘した片桐奈保美さんが会長です。その片桐さん始め、韓国総領事館の副総領事や市長などが参加しました。

始めに民団(在日本大韓民国民団)県本部団長の鄭和仁さんが、「緊張感のある両国関係もワールドカップで雪解けの兆しを感じている」と挨拶しました。

呼び物は、韓国伝統舞踏の披露です。

東京韓国学校の舞踏講師を務める南富用さんのポックチュムという踊り(写真)を始め、3曲が披露されました。大きな扇や太鼓を自由自在に操りながら踊る様は、バックの曲の勇壮さと合わせてまさに「豪快」でした。また、演目はそれぞれ8~9分と結構長く、終始にこやかに踊る姿には、かなり修練を積んだのではないかと思わされました。

日韓関係は、先日までの文在寅政権の際にかなり冷え込みました。大きな要因は、韓国が過去の歴史に対して客観的な視点で臨んだのに対して、日本政府が歴史修正主義の下で理不尽な対応をしたことですが、日本政府はその後もまったく反省の色がありません。半導体の多くを台湾と韓国に頼っている中で、自分の首を絞めているのがわからないのでしょうか。それとも、過去の戦争の過ちを認めるくらいなら、この国は亡ぼしてしまえとでもいうのでしょうか。

政府のこうした迷走をあらためさせる意味でも、各地の地元や民間での友好親善活動が大切だと感じた次第です。