さいの神

今日は町内の小正月行事「さいの神」です。午前中に大きな「さいの神」を作り、この後、16時に点火です。

昨年秋に、町内各地から集めた材料を保管しておき、それを組み立てました。ご覧の通り、今年も巨大なものが立ち上がりました。点火すると大きな火柱が燃え上がり、それは見ものになることでしょう。

写真は、最後の仕上げの「道祖神」をくくりつけているところです。

今年は雪がなく、会場の田んぼは一面の泥田です。長靴が一歩ごとに泥に埋まって足を取られながらの作業でした。そこで、組み立てもいつもの場所から少し位置を変えて、南側の農道に沿うところに移動しました。そこで、道祖神も向きも、これまでの北東、つまり鬼門から、南向きに変えました。

厄払いには鬼門に向けるものなのかも知れませんが、考えてみると、私たちの住む越後では、魔物は南からやってくることが多いような気もするので、南向きでも差し支えないのではないかと思われます。

今、世界規模では北にこそ厄があるような情勢ですが、それに乗じて西も東もきな臭いことを言っていますので、ある意味で全方位が鬼門なのかも知れません。

ですが、当面は鬼門は永田町方向にあると言えますね。