明日から大雪?

 天気予報では明日夕方から警報級の大雪とのこと。明後日から委員会の視察の予定なのですが、仮にたいへんな大雪だとすれば、そんなときに視察などやっていていいのか!との思いもないではありません。

 それにしても、今はとってもいい天気です。雲はところどころにありますが、全天に青空が広がっています。日差しもたっぷりで、しばらくはこの天気が続きそうに見えます。ですから、これだけを見ていると。この空が明日には大きく崩れるなどとは思えません。

 でも季節は冬。うっかりするとあっという間に鉛色の雲におおわれて、これでもかというほどの雪が降ってくるのですからイヤになります。ここのような雪国では、本格的に降りだすと、いつまで、どのくらい積もるのか、まったく先が見え亡くなります。「一面の雪景色」などというのは、ちょっとだけ降った雪が降り止んで、周囲の景色が変わったことを表す表現であって、豪雪地帯では踏み始めると物理的にも視界が極点に短くなり、まったく先が見えなくなります。

 その雪が降り止む頃には、「一面の雪景色」などといっている心のゆとりは全くなく、生きていくための除雪作業に追い立てられ、景色を楽しむゆとりもないのが現実。もっとも、大雪の後は、周囲は「白」だけですから、景色なんてもんでもありませんね。

 ま、そんなところに長年住んでいるのですから、どれだけ苦しい思いをしてもひたすらそれにじっと耐えてあきらめずに再起を図るといったような粘り強さが身につくのかも知れませんね。