復旧作業開始

国道8号線茶屋ヶ原の土砂崩れ現場の復旧作業が始まったようです。図は、県の災害対策本部会議の資料です。資料によると、土砂の撤去作業を行い、その後応急の安全対策を行った後、通行できるようにするとのことですので、数日中には通れるようになりそうです。

なお、市の地震災害対策本部資料によると、上越市内でも一部破損した住宅が103棟にのぼっています。また、公共施設では一部損壊が113棟もあり、かなりの被害であったことがわかります。

また、市道では5ヶ所の通行止め箇所がありますが、いずれも迂回路があり、大きな被害ではないとのことです。

その他、高速道路の通行止め区間はなくなり、鉄道は平常通りの運行になっていますが、市外では大糸線や越後線で設備に被害があり、運休しています。

避難所は、3日の段階で1施設だけ継続開設しており、3人の方が避難しているとのこと。

市民生活への支援では、ゴミの収集について、「○家庭からの災害ごみのうち、瓦やブロック塀等、処理の難しい災害ごみの仮置場を1月5日からクリーンセンター入口付近に設置する。」「〇被災者支援のため、燃やせるごみ及び燃やせないごみを、それぞれの処理施設(燃やせるごみ:クリーンセンター、燃やせないごみ:(株)WestecENERGY、上越マテリアル(株)、飛田テック(株))に持込みする場合、処分費用を減免する措置を講じる。」とのことです。

その他にも、罹災証明の発行などを行っています。わからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

今回の震災は、私たちの生活にも大きな影響を与えました。

特に、大きく揺れた直後の避難では、避難所の開設の仕方、運営の仕方などで、いろいろな課題を残したようです。何人かの方から不手際や体制の整備の不十分さについてご指摘をいただきました。そのほかにも不都合はたくさんあったかと思います。今後に生かしたいと思いますので、お気づきの点はどんどんお寄せください。