聞く力、今こそ

 岸田首相は、首相就任の際に「聞く力云々」てなことを言っていましたが、結局は「聞く力」どころか、国民の声を「聞かない力」だけが目立つ政権運営に終始しています。

 ある評論家は、「聞く力もなければ、語る力も無い」と一刀両断していましたが、まさにその通りで、財界やアメリカに奉仕することばかりをごり押しし、れに都合の悪いことには耳を塞いで、「聞かない力」を発揮しています。

 引用した記事は、新潟日報の1月5日付からですが、こお小川先生の指摘は、今本当に必要なことは何なのかを私たちだけでなく、政権を運営する政府中枢のすべての人たちにも指し示しています。ぜひ、岸田さんはじめすべての閣僚のみなさんに読んでいただきたいと思います。

 私たちにとっては、最後のフレーズ「何も変わらないと諦めず、2024年はゴールディンや岸本のように粘り強く聞く力を養いたい。」を、しっかりと胸に落としたいと思います。